マーケティングを学ぶと本当に結果は出るのでしょうか?
事業経営者、個人事業主、会社にお勤めの方からよく聞かれるのが、
最近マーケティングに関するいろんな告知が多いですよね。
例えば、インターネットを見ていると
○○集客法
新しい○○マーケティング
そんなのは山ほど広告宣伝されています。
なんかマーケティングって学んだ方が良さそうだなと皆が感じているし、告知を受けているなかで、ちょっとやらなきゃいけないと思い始めている。
さて、そのなかで、本当にマーケティングって学んで結果が出るものなのでしょうか?
机上の空論、学術的なことを学んで、いわゆるマーケティングなんて言っても、地道に営業している方が結果は出るのではないのですか?
商品開発に力を入れた方が良いのではないのですか?
とか、
何に本当に力を入れ、何を学んだらよいのか分からないという声もあります。
結論から言いましょう。
マーケティングほど現代社会で結果につながるものはありません。
これは、ピーター・ドラッカーという方が明確に断言しているというか、明確にして下さったとも言えます。
ドラッカーは、近代におけるマネジメント、経営の神様と言われています。組織の生産性を上げることに命を費やしてきたドラッカーが言っていることで
企業の究極の2つの機能というものが、イノベーションとマーケティングしかない。
つまり、イノベーションは商品を開発する、創造していく、もの・コンセプトを作りあげるイノベーションのプロセス。もう1つは、それをお客様に届けるマーケティング。この2つしかないのだと彼は言ったのです。
このイノベーション、商品を作りあげ、価値を届けるという、これはもちろんものすごく大きな社会貢献活動ですから、きっちりやらないといけません。
しかし、多くのケースにおいて、ほとんどの成功している企業、既にできあがっている会社様の商品はある程度イノベーションのプロセスが済んでいます。
もちろん改善してブラッシュアップしていくことによって成果が出るのですが、ほとんどの人にとって
商品開発そのものよりも、その売ることに従事している方の方が圧倒的に多いのではないのでしょうか?
つまり、ものを売る。
お客様に届けることを理解し、学ぶことが企業の大きな2つの機能のうちの1つを担うことになっている。
しかもイノベーションのプロセスというのは必ずしも学んだ人の全員が携われるわけではない。
一方で、ものを売るということは全員にとって大切な仕事ですから、このマーケティング、しかも現代においては非常に細分化され、研究されているマーケティング、今こそあなたにとって手にしやすくなっている時代だからこそ、あなたにマーケティングを学ぶことを一歩、歩み始めてもらいたいなと思います。