実は世の中に、売上をあげる方法は3つしかありません。

それは、一体何なのでしょうか？

ジェイ・エイブラハムのマーケティングを学ばれている方は、すでにご存知かとは思いますし、多くのコンサルタントや経営者が、あたかも自分の言葉かのように（笑）、ジェイのコンセプトを伝えていることも多いので、聞いたことがある、という方もいることでしょう。

ここで明かされるシンプルな方程式は、きっとあなたのビジネスにも役立つはずです。

漠然と理解しているあなたのビジネス構造を、しっかりと言語化して理解する、そんな気付きがきっとあるはずです。

このジェイの概念は、「オプティマイゼーション」と呼ばれています。

直訳すれば、最適化です。

より明確に言えば、売上をあげるためには、「計測できる、ある3つの数字」を最適化し、数値向上できれば、必ず売上が増えるというものです。

ところで、ジェイは、かつてエドワーズ・デミング博士の元で働いていました。そうです。デミング賞や品質管理において著名なあのデミング博士のもとにいたのです。

ジェイは、デミング博士の「最適化」の概念をマーケティングに活用し、売上アップの方程式を考案したのです。

さて、この3つが何なのか、私もよく経営者向けのセミナーや講演会で質問をするのですが、ほとんどの人は答えられない、というのが現実です。

驚くことに、何十年も会社を経営してきたという社長であっても「世界に3つしかない、売上をあげる方法」のひとつも答えられないのです。

もちろん、彼らは直感的には分かっています。

が、言語化できていないので、問題が起きた時に対応できなくなってしまうのです。

中には、「売上をあげるには、やはり信頼です」とか、「商品開発ですね」、「ブランドを高めること」などと答える方もいます、が、これでは数字で計測できません。

もしかしたら、答えを聞いてしまえば、「なーんだ、そんなこと知っているよ。当たり前じゃないか」と多くの人は言うかもしれません。

しかし、重要なことは、その3つを理解し、言語化して、日々の経営に取り組んでいるかどうか・・・、

それだけで、何倍、何十倍と、業績に大きな差が出てくるケースを私も何度となく目にしてきました。

言われてみれば当たり前だけれども、誰も言葉に表現できなかった、「売上をあげる方法」、

それは、

1. 顧客数をあげること

2. 単価をあげること

3. 購買頻度をあげること

この3つしかないのです。

ジェイは、この「オプティマイゼーション」の概念を世の中に提唱したことで、世界中で講演に呼ばれました。

もちろん、この「オプティマイゼーション」だけではなく、「卓越の戦略」や「パルテノン戦略」などを複合的に取り入れることで、経営者の人生は大きく変わります。

これらの戦略については、また別の機会に伝えようと思いますが、重要な点は、

売上＝顧客数×購買単価×購買頻度

という極めてシンプルな計算式の中に、中小企業に限らず全ての会社が売上アップさせるための全ての答えが含まれている、ということです。

この計算式を、あなたの会社にあわせて「最適化」させることによって、本来だったら得られるはずの収益をいかにして実現するか、という視点で考えてみて欲しいと思います。

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