世の中の社長って何をいったいしているのでしょうか?
社長という仕事、役割、何をするのでしょうか?
何をしないといけないのでしょうか?
世の中には2つのタイプの社長が存在します。
大きく本質的な意味で区分するとしたら、この2つです。
1. オーナー的社長
2. プレーヤー的社長
オーナー的な社長とは
社長としての実務的なことから離れて、会社のオーナーですから所有者として、そして会社の理念・ビジョン・ミッション・価値観を生み出すような、いわゆる
バリューを生み出す会社とはこういうことなんだ
我々の目標はここにあるんだ
お客様にはこういう思いでみんな接して欲しい
こういった
概念を伝えることによって会社に結果をもたらす。
もう一つは、
プレイヤー的社長とは実務を通じて会社を良くしていく
両方を兼ね備えたタイプの社長もいらっしゃいます。
世の中で経営者、社長と言われる人たちがやっていることは、この2つのタイプによって全然違います。
オーナータイプの人がやっていることは何かというと
仕事ではなく、考え事
とにかく、ひたすら考える。
考えることこそが、実は仕事。
いつも、ボーっとしている。しかもどこにいるのか分からない。
というような社長は、一番大変な仕事なのです。
作業していたら、楽です。
作業をしていたら、考えなくてすみますから。
考えるというのは、ものすごくエネルギーを使います。
それを何とか、鼓舞して考え続ける。
これが1つの仕事です。
もう1つは、考え事ではなく、実務的にすること、仕事。
プレイヤーとしてやることによって、会社に結果をもたらす。
いろんなことをしていくのですが、じゃあ、実務的に何をしているかというと、いろんなことをしているわけです。
よく社長、経営者は、CEOと呼ばれますが、これは“Chief Exective Officer”と正確には言います。
実体の意味は、“Chief Everything Officer”なんですね。
つまり、何のことか、全てのことの代表である、実務者である。
経理のことも分からないとけいないし、
財務も分からないといけない
人事も分からないといけない
採用も、評価制度も分からないといけない
営業においても、商品開発においても、マーケティングにおいても分かっていないといけないわけです。
例えば、資金の調達、物の調達、商品開発の中の細かなデザインであったり、パッケージだとか、あと顧客対応やクレーム、社員からの悩み相談だったり、Chief Everything Officerですから、やらないといけない。
ですから、実態は全部やっているからなかなか見えないと思いますが、何かの参考になればと思います。