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競合が真似をしてきたら?

競合が真似をしてきたら、どうすればよいのでしょうか?

競合があなたの扱っている商品の領域に入り込んできた、真似をしてきた…これは脅威ですよね。

今までだったら、優位性を保って、お客様が勝手に申込みをしてくれた。
しかも、他がやっていないので、受注が取りやすかった、単価が高くても売れた。
でも、あそこの会社うまくやっているな、私たちもやろうと、こんなことで参入してくるのです。

おそらく多くのケースにおいて、競合が入ってきた瞬間から、あなたの商品が売りづらくなるはずですし、他社が参入してきたことで価格競争が起きますから、今までだったら高くても売れたものが、売れなくなってしまうということが現実に起きます。

じゃあ、どうすればよいのでしょうか?

2つ、メンタル的なことと、実務的なことがあります。

まず、1つ目は、

競合が参入してくるような領域だということは、喜ばないといけないことです。

メンタル的には、喜ぶということが大事です。
なぜならば、その商品領域のことについて、

他社が広告宣伝してもらうことによって、そういった商品があるんだということ、価値があるんだということを自社に代わって宣伝してくれるということは、市場が大きくなっている証拠なのです。

市場が大きくなっていくのです。

それ自体は、喜ばしいことですし、そこに興味関心、その名前に触れる人が増えるということは、あなたにとっていいことです。

もう1つ、実務的にやらないといけないことは、それだけマーケットが増えてきたときにやっぱり

オリジナルがよかったよねとあなたが選ばれることなのです。

ですから、競合が打ち出しているメッセージ
これがいいですよ
こんなものが凄いですよ
こんな価値がありますよ
ということをちょっとプラスした

改善をはかった新商品、新サービスとして他とは違う元祖の良さ、オリジナルの良さというものを打ち出すということを実務的にしなければなりません。

圧倒的に良いものができれば良いのですが、ちょっと良いもので十分なのです。
ちょっと良い何かを見出してあげる。
これが実務的にやるべき2つ目のポイントです。

やっぱり、元々のあそこがよかったよね。
やっぱり、最初のところが苦労してやってきただけあって、価値提供がうまいよね。
やっぱり、原点だよね。

このことを実現するために、繰り返しますが、
1つ目は、メンタル的には喜ぶこと
競合が入ってきた。これによって市場が増えていくじゃなかと。
さらにその競合の商品を見てみたら、やっぱりその商品よりもあなたの会社の商品の方がちょっとでも良いとなれば、より一層売りやすくなります。
他社が入ってきて、安い安い安いと言っているところよりも、高く感じられてしまうかもしれないけれども、でもやっぱりそっちの方がいいよね、とそのくらいのポイントまで商品改良を計るということが、あなたが実務的にすべきことであって、

恐れる必要はない

ということを是非覚えておいてください。