小さな会社がアップルやスターバックスのようなブランド価値を持つにはどうしたらよいのでしょうか?
マーケティング上、
ブランド、ブランディング
という言葉はかなり多用されている言葉の1つだと思います。
しかし、ほとんどのケースにおいて、
ブランドが何なのか?
ブランドとは何なのか?
ということの定義がないまま、ブランドをどうしようかとか、ブランディングをどうしようかという話がよくされています。
これは非常に残念なことで、ブランドが何だかよく分からないのにブランドを作ろうとしているので、結局なんだかよく分からない。
広告宣伝して認知度を広げればいいのですか?みたいな話になりがちです。
詳しくは、マーケティングブレークスルー集中講座の中で、がっちり3日間かけてこれについては学んでいただく機会をよく我々は設けています。
ここでは、小さな会社であっても、そのブランドを作るという1つのヒントをお伝えできればと思います。
それは、何か?
伝説性です。
つまり、
他の会社にはないような伝説となるような物語をあなたが意図的に作るということです。
例えばこの商品の開発をするために、船に乗り、海賊に襲われながら、カリマンタン島の山奥に入って行き、そこで見つけた超高級 燕の巣にはなんと、世界にはあり得ないようなコラーゲンが入っているというような伝説性です。
(本当かどうかは分かりません。例えとして作り話です。)
『海賊』とかいうキーワードは大事ですよね。
殺されそうになってやっと取ってきた燕の巣みたいな、この伝説性というのが大事なのです。
例えば、我々セミナーズでいえば、
アンソニー・ロビンズ
という世界的に普通の人間としてありえないくらいの存在です。
身長も2メートルもある、そこから繰り出すパワーで何千人が踊り狂うほど感動して涙が止まらないほど、人の心が動くような講演家がいて、しかも彼がしゃべる時も何千人の会場であっても気温を必ず17度に設定しないといけないので、そのために空調機器を海外から空輸してきて、何億円もかけて開催したというような話というのは、伝説となって勝手に話が広がっていってしまうのです。
そこのストーリーに入り込んだ人にとっては、非常に大きな意味が生まれます。
そのブランドといっしょにいることに対する意味、これこそが、実はアップルコンピューターが持っているiPhoneを持っているということ、MacBookを持っている、それを使っているということのその人の人生における位置づけ。
あなたが商品やサービスを提供するときにちょっとした説明としてその伝説を伝える。
これだけで大きなブランド価値が生まれますので、是非トライしていただければと思います。