年商5億円の壁を突破するにはどうしていったらよいのでしょうか?
これまでに1億円と3億円の壁をどう突破したらいいのかというお話をしました。
年商1億円の壁は社長の気合い
社長が1億ぐらい売るつもりじゃないととてもじゃないけど大きな事業はできないよ。1億ぐらい一人で売れ!というような勢いで発破をかけました。
3億円になると、そこに向かっていくリーダーシップが求められる
という話もしました。
ただし、ここに1つ罠があります。
どんな罠かというと、その人のパワーが強いのであればそのままの勢いで5億円まで行ってしまうケースもあります。
それまでの規模になってしまうと、リーダーシップが物凄く強い社長だと、社長の言うことはみんな聞くし、それに向かっていくけど、自分自身で考えられない組織になってしまう。
全部、社長がみないといけないというところに罠、落とし穴があるのです。
その罠にはまってしまうと、3億円ぐらいのところで5億を越えられないということになってしまうわけです。
そこで何が求められるかというと、
社長ができないことを担っている強力なチームがいる、いわゆるマネジメントができている状態。
これまで、マーケティング、営業力で1億円を超えよう、3億円を超えるにはリーダーシップが求められ、さらにその上、5億、10億、何十億の世界に行くためにはマネジメントが必要なのです。
マネジメントと言ってしまうと非常に漠然としますが、ピーター・ドラッカーは、こんな風にマネジメントを定義しています。
いわく、
マネジメントとは、組織をして成果を上げさせることである。
そのための道具、期間、機構、機能がマネジメントなんだ。と、ピーター・ドラッカーは言っています。
組織をして成果を上げさせる
つまり、自分自身が必ずしも処理をしていない、作業をしていないけれど、組織として結果が出る。
簡単に言えば、・・・
社長が苦手なことが得意な人を採用し、語り合いながら価値観を共有し、ある分野の責任をもたせることで育てる。
こういうことができるようなると、5億、10億、それ以上の売り上げが安定化する、自助努力によって、つまり先頭が引っぱっていくのではなく(前輪が駆動となって、先頭の車両が引っぱって行く機関車ではなく)、新幹線のように「全輪駆動」でみんなが動いて行く、みんなが各自で同じ方向に進んでいくチカラを持つというようなことになってくると5億円の壁、10億円の壁、さらにそれ以上が超えやすくなっていきます。そのためにも、マネジメントを学んでいただくことを是非おすすめしたいと思います。
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