成功するビジネスモデルって、どういうものなのでしょうか?
このビジネスモデルという言葉が出てくると、MBA的な、高尚な議論、学術的な感じがちょっとしてしまうかもしれません。
私自身、実はビジネスモデルというものに関して、ありとあらゆるものを調べてきました。
その中で、いろんな難しい概念、モデル、多くの事例など紹介されてくださる方はいるのですが、結論これしかないというのが明確になりました。
誰に 何を どのように届けるのか?
つまり、誰というのが、お客様は誰なのでしょうか?
その人はどんな人で、何に悩んでいるのか?
この部分が実は成功するビジネスモデルの何においても外せないポイントです。
『誰』
ここから全て始まります。
誰かの何かの悩みを解決してあげる
誰かの人生を良くしてあげる、何か価値を届ける
これが全てのビジネスの出発点ですから、この誰というところを明確にします。
さらに2番目に『何』
皆さんが扱っている商品、サービス
その人が困っていること、いつかこうなったら良いなと常々思っているようなことに対して、「実はこういうものがあるんですよ」と示してあげる。これがビジネスですよね。
ただそういったものも何らかの告知であったり、何らかの営業活動をしない限り、相手に知られない、さらに届いていかないわけです。
誰に何をどのように届けるのか?
3番目は、販売の仕方になります。
いわゆる難しい言葉で言われるビジネスモデルものも、この3つの視点で考えると非常にスッキリし、本質的なことが見えるようになります。
Aという業者があり、そこから我々が商品を仕入れて、お客様に届ける、この構造をモデルにする、ただそれだけで、ビジネスモデルというのができてしまいます。
繰り返しになりますが、成功するビジネスモデルとは何か
『誰に』がはっきりしていること。
つまり、その人はどんな人で何を求めているのか?
どんな願望を持っているのか?
多くの人は自分の願望すらはっきりしていません。
自分の夢すらはっきりしていないので、相手の願望に鈍感になってしまうのです。
相手が何を夢に描いているのか、何を願望に持っているのか読み解かないといけないので、お客様に喜んでいただくことがなかなか結びつけられない。
一緒に共に喜ぶということが難しくなってしまうのです。
だからこそ、あなたがどうなりたいのか?
あなたが何を望んでいるのか?
願望を強くすることで相手の願望を感じやすくなります。
だから経営者、だから欲望が強い人、こうなってみたい、あーなってみたい、目標がはっきりしている人はお客様により一層のサービスが提供できるようになるわけです。
だからこそ、ビジネスモデルを組む上で、あなた自身が願望を明確にし、相手の願っていることを感じ取る力を作る。
これこそがビジネスモデルを作る上で大きな秘訣であったりします。
何かのヒントになればと思います。