自分の強みが分かりません。どうしたらよいのでしょうか?
「強みを明確にしろ」とよく言われますよね。
マーケティングにおいてもビジネスを構築していく上でも、事業計画を作る上での資料の中でも
「強みを明確にしてください」
「御社の強みは何ですか?」
ということを聞かれます。
そんな、強みなんて言われても何て書いていいのか分からない。
経営者から「自分の強みを明確にしないヤツはダメだ」と言われたり、、、
そもそも、強みとは何なのでしょうか?
どうやって見つければよいのでしょうか?
「強みが見つからない」という質問自体が実は間違った質問です。
つまり、悩ましい状態から抜け出せなくなる質問なのです。
人間というのは、自分のことを客観的に見ることが全員苦手です。
他人のことは分かるけど、自分のことはよく分からない、ということはよくありますよね。
客観的に見るのは苦手なのです。
だからこそ、自分の強みを見つけようとすると見つからないものなのです。
ですから、強みが明確な人がどうやっているかというと
強みを見つけているのではなくて、強みを作っているのです。
自分自身の強みを作る。
「自分はここを強みにするぞ」と、徹底的に勉強したり、努力したり、そこにスキルを高める時間を取っている、ただそれだけのことなのです。
「営業が強みです」と言う人は、当たり前ですけど営業の勉強をしています。
営業を一生懸命、どうやったら営業が上手くいくか、先輩から聞いたり、本を読んだり、セミナーに行ったり、ロールプレイやったり、当然やっています。
「財務が強みです」と言う人は、財務に関することは当然勉強しています。
自分が強みを見つけるのではなく、作っているのです。
ここが多くの人がはまっている罠です。
「私の強みが分からないんですけど・・・」という人に
「死ぬまで言ってろ!」など言うと怒られますので、これ以上、厳しく言いませんが、
自分の強みは作るもの
是非とも、意識して、「よし、この分野でがんばるんだ」
だいたい少なくとも5年、通常10年かかりますから、早く決めたもの勝ちです。
自分の強みはここなんだ、ここでがんばるんだ、ここに根を張って深く掘っていくんだということを決められるかどうかなのです。
是非がんばってみてください。