基準を決める


 

「基準」を決めると、仕事がしやすくなります。

というよりは、逆に「基準」を決めないと、仕事が大変です。

ビジネスモデルを決めるにも、
戦略や事業計画を定めるにも、
取り扱う商品を決めるにも、
投資の判断をする際にも、
人材採用をする際にも、

「基準」がないと、毎回悩むことになります。

セミナーズには、創業期に決めた「基準」があります。

それは、主催のセミナーにおいては、「世界トップクラスのコンテンツしか扱わない」ということです。

そして、もうひとつは、「価値を感じてもらえなければ、返金保障でお金をお返しする」ということです。

セミナーなどの「コンテンツ」は、手にとって事前に確認することができないので、体験して頂くしかない。

対象としているのは、目が肥えた中小企業経営者や起業家なので、彼らにとって役に立つ、実際に効果があるコンテンツでなければなりません。

返金保障をするからには、自信を持って扱えるように、世界トップクラスに限定しよう、

特に、短期的な成果ではなく、長期に渡って成果を生み出し続けるような、そんな「本物のコンテンツ」を届けたい、必要な人に必要なモノが届く、「教育の流通」をしたい、グローバルに展開する会社にしたい、そんなことを皆と語っていました。

人に魚を与えれば、一日いかすことができる。
だが、人に魚の釣り方を教えれば、一生いかすことができる。

実は、ラーニングエッジのロゴマークは、このコンセプトを表現し、魚を釣っている人と、未来のビジョンを示す人が描かれています。

logo

最近、インターネットには、簡単に儲かります、独立してすぐリッチになれる、みたいなコンテンツ(情報商材)が溢れていますが、それでは、目の前の「魚」を追っかけるだけで終わってしまいます。全ての情報商材がダメというのではありませんが、短期的な成功だけを求めていては、人生は変わりません。

必要なのは、本質的な「魚の釣り方」。

ひとつの釣り方を学べば、それを実践し、「魚」を自分自身の力で得られるようになる(物理的な豊かさだけではなく、精神的な豊かさも含めて)。本質的な力(魚の釣り方)を得て、より豊かで幸せな生活を実現できるようになる。

そして、より高いレベルへの成長のために、継続的にもっとよいやり方(別の魚の釣り方)を繰り返し学ぶ、そして実践し、時には失敗して、成長して、結果的にもっと簡単に、もっと大きな「魚」を得られるようになる、というのが成功している人の共通点。

マネジメントを学び、マーケティングを学び、戦略を学び、営業について学び、コミュニケーションについて学び、プレゼンテーションについて学び、リーダーシップについて学び、健康について学び、…

そうして、継続して、安定して、豊かさを得られるようになる。

そんな価値(本質的な魚の釣り方)を届けられる楽しい会社にしたい、成長を続ける会社にしたい、人が成長して一流の人財が育つ環境を作りたい、規律はあるけど自由度の高い会社にしたい、人格と能力の高い人財の集まる会社にしたい、チームワークの強い会社にしたい、素直な心と感謝の心があふれる会社にしたい、チャレンジにあふれる会社にしたい、仕事が楽しくてしょうがない会社にしたい、世界に広がる会社にしたい、信頼と尊敬の対象となるような会社にしたい、世界ナンバーワンの教育の流通会社にしたい、

必要な人に必要な学びの機会を届けて、まずは日本を豊かで幸せな場所にしたい、

特に、「中小企業経営者、起業家のビジネス成長の支援をしたい」と本氣で考えて、10年間走ってきました。

しかし、理想とする姿まで、遥かかなた遠く、走れば走るほど、その難しさが見えてくる、なんとかしようと無理をするほど、理想とする姿から離れていく、そんな感覚を何度となく味わってきました。

でも、一度決めたビジョンや「基準」は外せない、やると言ったからにはやる、私は諦めが悪いので(笑)、しつこくやり続けようと思います。

たくさんの経営者、起業家に人生が変わるような「学びの機会」を届ける。
そんな幸せな仕事は、なかなか見つけられません。

今週も、楽しく仕事ができたことに、心から感謝!
お客さまに感謝、チームに感謝!