独立は早い方がよいのでしょうか?
仕事柄さまざまな事業の成功のノウハウを教えているので、たくさんの方から
「独立は早い方がよいのでしょうか?」というような相談を会社にお勤めの方から受けることが多いです。
特に20代のうちというのは、自分のキャリアをこれからどうしようとちょっと焦っている、ちょっと不安なところもあって、そういった相談を受けることも多いものです。
独立は早い方がよいのか?
それとも
組織の中でがんばった方がよいのか?
この答えは、人によって全く変わってきます。
ある方、どんなにつらいことも、仕事でどんなチャレンジも難しい仕事であればあるほど頑張れる、どんどん果敢にチャレンジしたい。さらには大きな志をもっていて社会に大きな価値、ミッションをもって大きく仕事をしたいという人には、独立を応援しますと、私はお伝えします。
一方で、なんだか仕事が嫌だな、自分は評価されていなと感じている人にとっては、独立はおすすめしません。
なぜならば、独立した後の方がよっぽど大変です。社長というのは、評価はされない人種だからです。社長というのは、できて当たり前だと思われていますから、ウルトラCをやったところで普通なのです。そういうものなんです。
さまざまな統計データを調べていただければ分かりますが、年間で毎年40,000社もの会社が倒産、もしくは廃業している悲しい事実があります。
1日単位で言えば、平均100社以上の会社が倒産もしくは廃業している状況なのです。
さらには、
独立してから10年間、会社を維持し、継続している会社は、4-6%のデータがあります。平均して5%しか生き残っていないと言われているのです。
つまり、100社始めたうちの5社しか残っていないのです。
今いる環境の中、今仕事している中でトップ5%にいなければ、独立したあとも成功して10年以上維持することも難しいことでしょう。
さらに言えば、
黒字でいるというのは、その5%の中のさらに3割しかない。
約1%の人しか実際は豊かな生活を送っていないわけです。
そういった中であなたが、もし、そんなことはいとわない、もしかしたら会社勤めの時よりの年収が下がってしまうけれどそれでもがんばりたいと言うのであれば、是非とも頑張って下さいと私は応援します。
あーちょっとそれ不安だなと思う方は、その不安は基本的に的中しますので、無理をしないでとお伝えしたいと思います。
どうお考えでしょうか?