2015年2月開催の新春セミナーズフェスタを記念して、
『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ著)を用いた
実践心理学の事例をご紹介していきます。
今日も博士のもとに届いた実践者レポートをご紹介します。
「拒否したら譲歩作戦」を活用して成果を上げた元家電量販店員さんの話しです。
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店では、製品購入の際に提案する保証期間の延長プランを、
1年延長、2年延長、3年延長と3つ用意していました。
客がどれを選んでもこちらの実入りは同じです。
客からすれば、3年延長と言う最も高い契約は当然避けたがります。
それが分かっていましたから、
私は最初にわざとこの一番高い契約を熱心に勧めました。
こうしておくことで、後で願ってもない結果を手中に収められるのです。
この3年プランが断られた後、
それではと言うことで、比較的安価な1年延長プランを持ち出します。
もちろん、これこそが最も選んでもらいたかったプランです。
このやり方は効果抜群でした。
同じ売り場の他の従業員は約40%の契約しか取れなかったのに、
私は平均して70%の契約を取ったのですから!
客も、保証期間を1年延長できて満足している様子でした。
どうやって私が高い契約率を誇ってきたのか、
人に話すのは今回が初めてです。
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いかがでしょうか?
「拒否したら譲歩作戦」を
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