リーダーシップをとる秘訣


リーダーシップをとる秘訣って何でしょうか?

リーダーシップとはチームを率いていく、もしくは複数の人たちに対して方向性を示し導いていくことです。

このリーダーシップとはある程度の組織が大きくなっていく、もしくはお客様が増えてお客様に対してうちの商品は○○ですよ。うちのサービスの概念は○○となっていますよと導きを提供する。
お客様も安心して信頼してこの会社の言う通りにしておけば価値が受けられるなと納得したいわけですから、さまざまな点でリーダーシップというものは、より一層求められる時代となっています。

このリーダーシップをとっていく上で、3つの秘訣をお伝えしたいと思います。

1.明確なビジョンをもつ

未来がこうなっている、未来はこういう姿であるべき、みんなでこういう風になっていこうよ、こっちの道に進んで行こうよというような未来像がなければ、人をそちらに導くガイドする力が生まれません。

我々がやろうとしている会社に近づいているのか、お客様に本質的、道徳的に価値を届けようとしている未来に近づいているのか?ということをはっきりと明確な絵としてリーダーは持っていなければなりません。

2.導いていくうえでのコミュニケーションスキル

明確な絵がないと適切なコミュニケーション、導きの言葉が生まれてきません。
ですからビジョンというのは大前提なのですが、ビジョンに近づけていく上で相手と適切にコミュニケーションをする。
コミュニケーションは一方的にこちらから情報発信するのではなく、相手の言葉をきっちりと受け止めて、相手の理解の状況にあわせて、対話をしていく力です。

もし、相手が子どもであれば、子どもなりに例えば、子どもの学力やこれまでの経験、学んできたことに目線を合わせて伝えてあげるコミュニケーション。

コミュニケーションそのものが、うまくとれる・とれないではなく、あなたが相手に引き起こしたものがあなたのコミュニケーションです。
相手が怒っていたのであれば、それはあなたが怒らせるコミュニケーションを取らせたということです。
相手が喜んでいたのであれは、相手を喜ばすようなコミュニケーションをとっているわけです。
リーダーはそこを意識的に意図的にコミュニケーションをとることを求められます。

3.一貫性

ビジョンをもって、コミュニケーションをとる。
ただし、それは一貫性をもっていなければなりません。つまりあなたが明確なビジョン、あっちに行ったりこっちに行ったり、○○さんが××と言っている、あの人は××といっているから□□なんですとやりはじめると、リーダーとしてどっちに向かおうとしているのか?あなたがどうあるべきなのか?どこに主軸を置いているのか?ということに関する信頼感が損なわれます。
一貫性をもってやると言ったらやるんだ、頼んだことはきっちりやってくれと、そこは言った以上は言い続ける、やり続ける。

もちろん、市場の反応を見て、やり方や具体的な手法を柔軟にお客様に合わせて変えていく変化は必要です。
例えば、お客様に対してこういう商品を出した方がよかったというのがうまくいかなかったら、別の商品に変えていくというような柔軟性は必要でありつつも、長期的な未来に向けてやると言ったことはやる。そっちに向かって行こうよと、大枠での方向性における一貫性をリーダーが持ってない限り、現場は混乱してしまいます。

  1. ビジョンを明確にする
  2. 適切なコミュニケーションをする
  3. 一貫性をもって伝え続ける

この3つがリーダーシップをとるポイントです。

何かヒントになればと思います。