USPの作り方


「USPを作っても反応が出ません。よいUSPの作り方を教えて下さい。」
というような質問がたくさん寄せられます。

私に会うたびに
「USPを作ったのですが、教えて下さい。」
「USPを新しくしたので、何かアドバイスありますか?」
など、毎回毎回、大量に質問を受けます。

このUSPというもの自体、多くの方がご存知かと思います。

USP=独自の売り

日本語に翻訳すると「独自の売り」ですが、本質的なことを伝えきれないままの日本語訳、直訳になっています。直訳としては正しいのですが、「独自の売り」としてやってしまうと、多くのケースにおいて売れなくなってしまいます。

つまり、

多くのケースが自分の商品やサービスのことばかりを考え、USPを見つけようとしてしまう。

ずっと私は言い続けていることを最近、いろんな方がUSPの本質的なことを理解して伝えてくれるようになりはじめました。

USPは自分の内面、商品、サービスを見つめて作りあげるものではないのです。

見ないといけないのは、お客様、競合、自分のことを理解してできるか、できないか?

つまりお客様に対して約束できるか?できないか?

例えば、ドミノピザ

“ドミノピザ、熱々できたてのピザが30分以内に届かなければ、お代はいただきません。”
と言いました。

これは、ピザを見つめていてできるUSPでしょうか?
ピザそのものを見つめていても、うちのピザの生地が厚い、薄い、トッピングがどうこう言っても、30分以内に届かなければタダという言葉は出てこないはずです。

何を見つめていたのか?
お客様が求めていたことを見つめていたのです。
競合が何を言っているのか見つめていたのです。
自分のことばかり考えているとUSPは見つかりません。

お客様や競合の見つめ方、やり方があります。

ここでは触れませんが、私が主催しているブレークスルーセミナーでマーケティングの講座でありますので、よかったら是非、5年10年あなたの会社が伸び続けるようなことを教えている勉強会がありますので、お越しいただければゆっくりお話しできると思います。