緊張せずにプレゼンテーションをするにはどうしたらよいのでしょうか?
人前で喋るのが苦手という方、いらっしゃるのではないのでしょうか?
私もその一人です。
実は、映像などで話している姿を見ると
「清水さん、プレゼンテーション緊張しなくていいですよね」
と言われます。
とんでもございません!
私も人前で話すということが本当に大の苦手だったのです。
例えば、3分、5分の挨拶だったとしても、全ての原稿を小さくメモに書いたものをポケットに入れて、話すまで心臓はバクバクして、こんな状態から始まったものですから、できれば人前で話したくない。
今は、立場上、役割上、プレゼンテーションや人前でお話しさせていただいてはいるものの、緊張される方の気持ちが非常によく分かります。
今回は、緊張せずにプレゼンテーションする3つの方法をお伝えしたいと思います。
1. きっちりと準備をする、場数を踏むことが必要
どんな人であっても、初めての経験というものは緊張するものです。
人間として自分の体、精神的なことから守る上で必ず初めてのことに対して緊張感が高まるようにできていますから、自然の反応なのです。
ですから、そういうものなんだということで、場数を踏む。
場数を踏むというのは、何回も人前でプレゼンテーションをしないといけないということ以前に、練習をしておく。
緊張しないまでくらいに何度も練習をする。
野球の素振りをしているかのように、行ったら振るだけの状態になるくらいまで繰り返し練習をする。
2. 緊張する方は基本的にあがっています。あがった気持ちを下げる。
人間というものは、あがってしまっていると足がふらふらしたり、宙に浮いたり、ガタガタしたり、腰が落ち着かなかったりします。
ですから、
足をきっちりと踏ん張ってその場に立つ、その場にいる。
下げる状態、落ち着かせる状態。
「大丈夫、大丈夫いつも通り」こういう言葉が、あなたの状態を落ち着かせる。
あがっている状態を下げることに繋がるケースもあります。
自分に暗示をかけて、プレゼンテーションをすると緊張感が無くなるという方は、そうすることで、あがる状態を下げているわけなのです。
3. 自分を意識しない
お伝えしたいプレゼンテーション、伝えたい頭の中にある概念をあなたという口を通じて届けているだけですから、あなた自身は単なる媒体に過ぎないのです。
あなたに注目させるのではなく、その概念に注目させるために、なるべく多くの質問をする。
例えば、
「成功の定義とは何なのでしょうか?」
「マーケティングで成功するためには何が必要だと思われますか?」
このように質問することによって、聞いている側は講師に注目するのではなく、その概念に注目することができることよって、あなたへのフォーカスが外れます。
つまり、自分自身に集中し始めると、私がどうこう、私がしゃべれているか?私って大丈夫かな?と考え始めると緊張感が高まります。
そうではなく、コンテンツ、頭の中にあるコンテンツをお客様に届ける自分は媒体であると、自分を空っぽにしていくことをすることによって緊張感を下げることができます。
- 場数を踏んで、経験を増やす
- あげるのではなく、下げる
- 自分を空っぽにする・媒体にする
この3つを意識していただくだけでプレゼンテーションの緊張感がなくなると思いますので、是非参考にしてみてください。