初詣って行ったほうが良いのでしょうか?


初詣って行ったほうが良いのでしょうか?

初詣ということで、神社に行ってお参りをする方は多いと思います。

そもそも何のために初詣に行くのか?何をしに行っているのか?

恒例行事だからと行かれる方も多いかもしれません。

そもそも、なぜ1月1日、お正月、年明けのこの時期にみなさん初詣に行くのでしょうか?

そもそもの暦から考えていきますと

1月1日のタイミング自体に意味があるかというと、実際は意味がありません。

こういう話をすると、身も蓋もありませんが、西洋歴ですからね。

本来の我々がもっている和暦といえば、2月から本当の年が明けるということですから、では何のために初詣に行くのか?

実は、初詣に行った方がいい理由はあるのです。
これは何かというと

一億数千万人の日本人が、日本のみならず、年が明けたということを通じて

気がハレている状態、すごく清々しい、心地の良い状態になっているから。その氣を受けられるからなのです。こういうことがとても大事なのです。

一般的には宗教的な行事、神道ですから(そもそも神道という名前も無かった日本人が古来から持っている生活習慣だけだったわけですから、宗教と呼ぶかどうか、そもそもどうかと思うところがありますけれど)、

日常のありがたいことに対して感謝をする。

これから私はこうやって頑張っていきますよ
この1年こそはこんなふうにしていこうとおもいます、と。

ある意味では宣言、願い、心願

自分の心の中にある願いを言語化して思いを新たにするということにおいて、非常に意味のあるものなんですね。

こういった機会がないと人間というのは、なかなか日常の延長線上に紛れていって、1年の反省をしたり、1年をこれからどう過ごそうか、未来に向けてのビジョンを描いたりする機会がなかなかありません。

そういった意味において、これまでのものをきれいに、さらに未来に向けての思いを新たにするということで、非常に効果があるものですから、こういった機会はお正月のみならず、日頃から目標を立て、心願、自分の中にあるいろんな悩みとか苦悩、嫌なことをきれいに払いのけていく。払いのけて、良いものにするそんな機会をもっていただくことが、日常的になっていることの方が、実は大事だったりします。

この初詣をする機会、これはみんながハレの状態になっていて、その中でみなさんもいい状態になっていく

それを今後も継続する。

そんなことをすることによって2017年以降があなたにとってよい年となることを心から願っています。